リーグMVPを争うライバル?ゲレロJr.との直接対決というのも話題に

○ エンゼルス 6 - 3 ブルージェイズ ●
● エンゼルス 0 - 4 ブルージェイズ ○
<現地時間8月10日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(27)は現地時間10日(日本時間11日)、本拠地で行われたブルージェイズとのダブルヘッダー2試合にいずれも先発出場。

 第1戦は「2番・指名打者」で先発して3打数無安打も、四球1つに盗塁も1つ決めて1得点。

 第2戦では「1番・指名打者」で先発出場し、第1打席で7試合ぶりの安打となる三塁打を放った。

 この日は7イニング制のダブルヘッダー。ア・リーグの打撃成績で熾烈な争いを繰り広げるウラジーミル・ゲレロJr.との直接対決も注目ポイントとなったが、大谷は不振のトンネルから抜け出せず…。

 第1戦は6回の第4打席で申告敬遠から盗塁を決め、後続の適時打で本塁に生還したものの、結果は3打数無安打。連続無安打が6試合に伸びた。

 しかし、「1番」に入った第2戦でついに快音が…!

 ブルージェイズ先発ロス・ストリプリングの外のボールをうまくバットに乗せると、ライナー性の打球は一塁手の頭上を越えて右翼線へ。

 ボールが転々とする間に大谷は一気に三塁まで到達。7試合ぶりの安打となる三塁打を放った。

 これで一気に状態上向き…と行きたいところだったが、その後の打席は二ゴロと三振ふたつ。

 3打席目の見逃し三振は、思わず大谷も「ない、ない」と手を振ってしまうような厳しいボールだったが、第4打席は0-4の二死満塁というこれ以上ないシチュエーションの中で空振り三振。大声援が一瞬にしてため息に変わった。

 この日はダブルヘッダーの2試合にフル出場して3打数無安打と4打数1安打。

 7試合ぶりとなる安打は出たものの、この日も本塁打は出ず。打率は.266となっている。

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