ニュース 2021.08.11. 13:08

横浜が劇的サヨナラ発進!9回二死から1年生・緒方が逆転サヨナラ弾

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チームを救った1年生のひと振り (C) Kyodo News

『第103回全国高等学校野球選手権大会』


● 広島新庄 2 - 3 横浜 ○
<1回戦 8月11日>



 2年ぶりの開催となった夏の甲子園、『第103回全国高等学校野球選手権大会』は大会2日目。

 第2試合は3年ぶり19回目の出場となった横浜(神奈川)が、春夏連続出場の広島新庄(広島)に逆転サヨナラ勝ち。

 8回までゼロ行進の厳しい展開も、9回に1年生が大仕事をやってのけた。



 広島新庄の背番号1・花田侑樹と横浜の背番号5・宮田知弥の投げ合いで4回までゼロ行進。

 緊迫した展開のなか、迎えた5回表。広島新庄の足を絡めた攻撃からピンチを迎えた横浜は、1年生・河野優輝に適時打を許して失点。先制を許してしまうと、反撃したい打線もチャンスは作りながらあと一本が出ず。相手の投手陣、そして堅い守備を打ち破ることができない。

 0-1のまま迎えた9回に1点を失い、迎えた土壇場9回裏。横浜打線は岸本一心と玉城陽希の連打で無死一・三塁のチャンス。

 後続が三振と内野フライで二死となり、万事休すか…と思われた中、打席には1番の緒方漣。1年生で名門の「1番・遊撃」を張る男は、この状況でも迷うことなく、1ボールからの2球目をフルスイング。高々と舞い上がった打球はそのままレフトスタンドに着弾した。

 1年生のひと振りで3-2と試合をひっくり返した横浜が、劇的サヨナラ勝ちで2回戦に進出。次戦は智弁学園(奈良)と対戦する。


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