ニュース 2021.08.11. 16:15

37回目出場の松商学園が大勝で“4元号勝利”!3番・織茂が5安打・6打点の大暴れ

『第103回全国高等学校野球選手権大会』


● 高岡商 4 - 17 松商学園 ○
<1回戦 8月11日>



 2年ぶりの開催となった夏の甲子園、『第103回全国高等学校野球選手権大会』は大会2日目。

 第3試合は全国2番目の出場数・37回目の出場となった松商学園(長野)が4大会連続出場の高岡商(富山)に17-4で大勝。

 4番の斎藤優也が大会第2号の一発を含む3安打・3打点。3番の織茂秀喜は6打数5安打・6打点の大暴れでチームを勝利に導いた。



 先攻の松商学園は初回、一死からの四球を皮切りに満塁のチャンスを作り、相手の失策で1点を先制。さらに金井創のフェンス直撃の二塁打が走者一掃の3点適時打となり、いきなり4点を先制する。

 さらに2回は4番の斎藤優也が適時打を放つと、熊谷大生にも2点適時打が飛び出して3点追加。

 3回も打線の勢いは止まらず、二死から四球と相手の失策でつくったチャンスに3番の織茂秀喜がライト線突破の2点適時二塁打。つづく斎藤はポール際へ飛び込む大会2号の2ランを叩き込み、この回も4得点。序盤で一気にリードを奪った。



 中盤は相手に4点を返されたものの、5回・6回に1点ずつを加え、8回には二死満塁から3番・織茂がこの日5本目となる安打を放ち、これが走者一掃の3点適時二塁打。9回にも1点を追加して驚異の17得点。

 守っては栗原英豊が7イニングを投げて失点は4も自責は2点。8回からは背番号1をつける渡辺創治郎が2回を無失点に封じ、16-4の大勝。松商学園が37回目の出場で通算27個目の白星を掴んだ。

 なお、松商学園はこの勝利により、大正・昭和・平成につづいて「令和」での甲子園初勝利。史上初の“4元号勝利”を達成した。



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