2021.08.13 18:00 | ||||
福岡ソフトバンクホークス | 3 | 終了 | 0 | 北海道日本ハムファイターズ |
PayPayドーム |
東京五輪では金メダル獲得に貢献
ソフトバンクの柳田悠岐外野手(32)が13日、後半戦初戦となった日本ハム戦(PayPayドーム)で、リーグトップを更新する23号2ランを放った。
柳田は0-0で迎えた1回裏、一死一塁の場面で日本ハムの先発左腕・加藤と対戦。3球目の内角球を打った打球が右膝を直撃すると、声を上げながらその場にうずくまった。治療のためベンチ裏に下がる際は、自力で歩くことができず両肩を担がれながら苦悶の表情。主砲のアクシデントに場内は静まり返った。
だが、笑顔でグラウンドに戻りプレー続行。試合再開後、加藤が投じた5球目の直球を弾き返すと、打球は左翼ホームランテラス席へ飛び込む先制2ランとなり、柳田は後半戦初アーチについて「外の真っ直ぐをしっかり捉えることが出来ました。とにかく先制のホームランを打つことができて良かったです」と振り返った。
中断期間に行われた東京五輪では、野球日本代表・侍ジャパンの一員として金メダル獲得に貢献。この日の試合前には「凱旋セレモニー」が行われ、同僚の千賀や日本ハムの近藤らとともに、場内のファンから大きな拍手を受けた。