● 西武 6 － 7 楽天 ○
＜14回戦・メットライフ＞

　西武は反撃及ばず後半戦連敗スタート。借金は今季ワーストを更新する「7」となった。

　西武は先発の今井が乱調。連続四死球を与えた初回は、右翼・愛斗の好守と楽天攻撃陣の判断ミスに助けられトリプルプレーでピンチを脱したが、2回は再び先頭打者への四球からピンチを招き、7番・オコエに先制の中前適時打を許した。

　3回は9番・辰己に中越えソロを浴びると、同点に追いついてもらった直後の4回も、4番・島内、6番・茂木にソロ本塁打を浴び、5回95球、6安打4失点、3奪三振4四死球の内容で降板した。

　4－4の同点で迎えた7回は、5月1日以来の一軍登板となった4番手の増田が、一死二、三塁のピンチを招き2番・鈴木大に決勝点となる中犠飛を許した。さらに、続く浅村の打席では暴投を犯し、痛恨の2失点目。8回は4番手・ダーモディが1点を失い、敗戦投手の増田は今季3敗目（8セーブ）を喫した。

　打線は12安打6得点と粘り強く反撃したが、最後までリードを奪うことはできず1点差負け。3回に一時同点となる左前適時打を放った5番・栗山は、節目の通算2000安打まで残り14本とした。