源田特製グラブでナイスピッチ
14日にメットライフドームで行われた西武-楽天の一戦。
夏の大型イベント『ライオンズフェスティバルズ2021』の開催日でもあるこの日は、熱烈なレオ党であることを公言しているピアニストの清塚信也さんが来場。試合前に始球式を行った。
この夏の戦闘服となっている彩虹ユニフォームを身にまとい、手には源田壮亮がデザインしてオーダーメイドしたという特製のグラブを持って登場した清塚さん。
自身が制作したライオンズのビクトリーエンブレム『WE ARE ONE』のテーマ曲に乗って選手がポジションに就くのを見届けたところで、いざ大役のマウンドへ。
真剣な表情でダイナミックに投げ込んだ一投は、まっすぐノーバウンドで捕手・森友哉まで届くナイスピッチ。思わずガッツポーズも飛び出し、最後は笑顔でダグアウトへと帰った。
始球式を終えた清塚さんは、開口一番「小さい頃から通いつめた憧れのメットライフドームで、始球式ができて本当にうれしかったですし、夢が叶った瞬間でした」と感激のコメント。
つづけて、「高揚しながら投げたので少し高めに球がいってしまいましたが、森選手が見事なキャッチングをしてくれました!改めてライオンズはもちろんですが、こんなにも夢を与えてくれるプロ野球に感謝しています」と喜びを語る。
また、特製グラブについては「源田選手が作ってくれたグローブは最高です。可愛いしオシャレだし、鍵盤も音符もひとつも間違えていないし、細かいところまでこだわって作ってくれたその想いが本当にうれしいですね」と大満足の様子。
自身が作曲したテーマ曲『WE ARE ONE』が球場で流れていることについても、「感動しましたね。曲に乗って選手たちがベンチから飛び出していく姿を見て胸が熱くなりました」と、感慨深げに語った。
残念ながら試合は清塚さんの愛する西武が惜敗したものの、試合後にはグラウンドでピアノの生演奏も披露。
「後半戦もまだスタートしたばかりですので、WE ARE ONEでひとつずつ勝利を積み上げていきましょう!」と、最後は“ガチファン”らしく切り替えて前を向いた。
コメント
▼ 源田壮亮
清塚さんが始球式に登板すると決まったときに
「始球式用のカッコいいグローブ作りますね!」
と話して作ることが決まりました。
デザインは僕が決めたのですが、
清塚さんといえばピアノのイメージなので、
全体の色もピアノのカラーにしました。
出来上がったグローブを見てもらっていなかったので、
清塚さんに今日お渡しするまでドキドキしていましたが
すごく喜んでくれてうれしかったです。
100点満点の出来栄えですよ!!