○ レッドソックス 16 － 2 オリオールズ ●
＜現地時間8月14日　フェンウェイ・パーク＞

　レッドソックスの澤村拓一投手（33）が14日（日本時間15日）、本拠地でのオリオールズ戦に救援登板し、1イニングを無失点に抑えた。レッドソックスは計5本塁打の一発攻勢で大勝。2年ぶりのメジャー登板となったクリス・セール投手（32）は、5回2失点の好投で復帰戦を白星で飾った。

　澤村は14－2と大量リードで迎えた6回に2番手として登板。内野安打と四球で一死一、二塁のピンチを背負ったが、6番・フランコを三ゴロ併殺に仕留めスコアボードにゼロを刻んだ。この日は1回18球、1安打無失点1四球の内容。これで2試合連続無失点とし、防御率は再び2点台（2.93）に入った。

　この日は、トミー・ジョン手術を受けて離脱していた左腕エースのセールが、2019年8月13日（同14日）以来となる先発登板。最速96マイル（約154キロ）を記録するなど5回6安打2失点と好投し、復帰登板を白星で飾った。

　打線は計5本塁打でセールを援護。初回に29号3ランを放つなど4打点を記録した4番・ディバースは、今季通算89打点とし打点ランキングで再び単独トップに立った。