3日降り続けていた雨で全面水浸しも…
2年ぶりの開催となった夏の甲子園。『第103回全国高等学校野球選手権大会』は連日の天候不良で3日連続中止となっていたが、15日は天候の回復を待ち、予定の3時間遅れで試合が開催された。
この日も第1試合の開始予定時刻だった8時時点での天候は雨。12日の第1試合が降雨ノーゲームとなってから雨が降り続けていた影響でグラウンドにはシートを敷くことができず、黒土の内野は全面水浸しの状況だった。
それでも9時頃に雨脚が弱まると、空が明るくなるにつれて、甲子園の土はグラウンド全面に溜まっていた水をみるみる吸収。9時30分過ぎから阪神園芸の職員がグラウンド整備に入り、11時の第1試合開始にこぎつけた。
阪神甲子園球場はTwitter公式アカウントにて「阪神園芸の皆さんによる日々の手入れが功を奏し、雨があがった2時間後には試合が開始できました」と、一連の模様を定点カメラで収めたタイムラプス動画を公開。
この投稿は1時間程で1000件超のリツイート、3000件超のいいねが付くなど大好評で、ファンからは「凄い!」「神業」「芸術」「魔法」など、あらゆる称賛の言葉が続いている。