楽天戦に先発した西武・渡邉勇太朗=メットライフドーム

西武 - 楽天
<15回戦・メットライフ>

 西武の高卒3年目右腕・渡邉勇太朗投手(20)が15日、本拠地での楽天戦にてプロ初先発。5回1失点の好投で、プロ初勝利の権利を持って降板した。

 五輪開催に伴うシーズン中断期間にアピールし、後半戦開幕3戦目の先発に抜擢された右腕は、本拠地ファンの前で持ち味を発揮した。伸びのあるストレートとカットボール、スライダーのコンビネーションで初回を三者凡退に片付けると、大量援護に恵まれた2回以降は毎回走者を背負いながらも粘りのピッチング。5回に連打でピンチを招き、内野ゴロの間に1点こそ失ったが、最後は2番・鈴木大地を140キロのスプリットで空振り三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。

 渡邉は5回(76球)を投げ4安打1失点、1四球3三振の内容で、6点リードの状態で降板。「チームは2連敗していましたが、そういうことはいっさい気にせず、とにかく自分本来の投球をしたいと思ってマウンドに上がりました。5回はちょっと危なかったですが、全体的に自分らしいピッチングはできたと思います」と振り返った。

 5回無死一・二塁で9番・辰己涼介を三ゴロに打ち取った場面では森友哉のサインに4度首を振ったが、「あの場面はフルカウントになったので、絶対に後悔したくないと思い、一番自信のあるインコースのカットボールを投げたくて、そういうサインを出してもらいました」と渡邉。「公式戦初先発でしたが、今日の出来には自分としては合格点をあげてもいいかなと思います」と総括した。

 渡邉は浦和学院高から2018年のドラフト2位で入団。高卒3年目の今年6月に一軍デビューを飾り、前半戦は8試合いずれも中継ぎ登板で、0勝2敗2ホールド、防御率4.15の成績だった。

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この記事を書いたのは

藤田皓己

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