チャンスの芽を摘む好返球
阪神の佐藤輝明が守備でチームを救う好プレーを披露した。
2点リードの7回、先頭打者ビシエドの二塁強襲打の打球をカバーリングしていた右翼手・佐藤輝がベアハンドで素早く処理し、ストライク送球で二塁タッチアウト。無死二塁のピンチを一死走者無しにする好プレーで先発の秋山拓巳をサポートした。
22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた金村義明さんは「(チームで)ミスが目立ってきたこの頃の試合の中で、今日は7回の一番キツいところでいいプレーが出た」とコメントし、「先頭打者だっただけに(先発の)秋山ももうおそらく目一杯だったと思うんですよ。これでノーアウト二塁になっていたらこの試合どうなるか分からない状況でこういう素晴らしい捕殺が出たというのは、秋山の好投が生んだようなファインプレー」と勝敗を左右するビッグプレーを称賛した。
同じく解説を務めた大矢明彦さんも「セカンドがはじいた打球でしたのでそれに反応しながらランナーの動きを見ていた。そして送球のコントロールが抜群だった」と一連のプレーを解説。守備でも一球に集中していた佐藤輝のプレーを指摘した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』