オリックスのラベロ<写真=北野正樹>

◆ 打線強化の思惑が…

 オリックスは23日、22日のウエスタン・リーグ(中日戦)で左手首付近に死球を受けて途中交代となり、大阪市内の病院を受診していた新外国人選手のランヘル・ラベロが「左尺骨遠位端骨折」との診断を受けたことを発表した。

 7月に加入が発表されたラベロは、ここまでウエスタン・リーグで調整を続け、一軍昇格は目前と見られていた。今後は患部の状態を確認しながらリハビリを行なっていく予定となっている。

 また、22日の西武戦で右太腿裏に違和感を感じて4回の守備から交代し、アイシングで様子を見ていたT-岡田も同日に大阪市内の病院を受診し、「右ハムストリングスの軽度筋損傷」との診断を受けたことも併せて発表。T-岡田は23日の公示で一軍登録抹消となり、今後は患部の状態を確認しながらリハビリ、練習等を行っていくとのこと。

 25年ぶりのリーグ制覇に向けて首位を走るオリックスにとって、打線の主軸として活躍を期待したかった両選手の離脱は大きな痛手となりそうだ。

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