7点リードでの申告敬遠には大ブーイング
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が24日(日本時間25日)、敵地でのオリオールズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。8回に先発野手全員安打となる痛烈な右前打を放ち、2試合連続安打をマークした。
オリオールズの先発右腕・ワトキンズと対戦し、初回の第1打席は空振り三振。二死無走者だった2回の第2打席は3球目のチェンジアップを逆方向へ良い角度で弾き返したが、高々と舞い上がった打球はフェンスオーバーとはならず左飛に倒れた。
3回の第3打席は7点リードでなおも二死二、三塁の好機だったが申告敬遠で一塁へ。この選択に対し、オリオールズの本拠地にも関わらず大きなブーイングが沸き起こった。4回の第4打席は、一死一、三塁の好機で中継ぎ左腕・アバッドの前に空振り三振。6回の第5打席も再びアバッドと対峙し、際どいボールを冷静に見極め四球で歩いた。
エンゼルスは序盤から打線が爆発し、大谷は申告敬遠含む2四球もあり7回までチーム先発野手で唯一の無安打だったが、二死一塁だった8回の第6打席に4番手右腕・ディプランから痛烈な右前打をマーク。好機を演出すると続くフレッチャーが適時打を放ち、エンゼルスは今季最多を更新する14得点目を記録した。