新型コロナ感染拡大防止の観点から定めたルールに違反
西武は25日、ドラフト2位左腕の佐々木健投手(25)が7月と8月に計2回、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から球団が定めているルールに違反していたことを公表。本日25日(水)から1カ月間に渡って対外試合出場禁止の処分を科すことも併せて発表した。
球団によれば、感染リスクの高い行動(同居家族以外との会食など)を禁止している中で、同居家族以外の知人女性との長時間の面会や、行動記録の提出が義務付けられている中で、未提出及び記載漏れがあったとのこと。今回は、8月23日(月)に本人から球団に報告があり、24日(火)に詳細を確認し、一連の事実が判明したという。
球団は、佐々木への厳しい指導に加え、チーム全体に対しても今般の事態を伝え、あらためてルールを遵守するよう指導・徹底していく意向を示した。
佐々木は昨秋のドラフトで2位指名を受け、NTT東日本から西武に入団。ルーキーイヤーの今季は、6月11日の中日戦で一軍初登板を果たし、ここまで5試合(8回2/3)に登板して勝ち負けはなく、防御率8.31という成績だった。今回の処分を受けての佐々木のコメントは以下のとおり。
▼ 佐々木健コメント
コロナ禍において様々な制約があるなか、私自身の甘さゆえ、関係の皆さま、ファンの皆さまの期待を裏切る行動を取ってしまったこと、心よりお詫び申しあげます。
大変申し訳ございませんでした。
今後、二度とこのようなことを起こさないよう、十分に注意するとともに、あらためてチームで定められたルールを心に刻み、責任ある行動をとってまいります。
この度は大変申し訳ございませんでした。