2021.08.25 18:00 | ||||
阪神タイガース | 2 | 終了 | 10 | 横浜DeNAベイスターズ |
京セラD大阪 |
最後に一番難しい三塁打を放つ
DeNAのドラフト2位・牧秀悟内野手(23)が25日、京セラドーム大阪での阪神戦で、レギュラーシーズンでは新人史上初となるサイクル安打を達成した。
牧は阪神先発・伊藤将に対し、2回の第1打席で右翼フェンス直撃の二塁打をマーク。3回は二死一、三塁の好機で、右中間フェンスを越える14号3ランを放った。二死満塁だった4回の第3打席は、阪神2番手・齋藤から2点適時打を中前へ運び早くも5打点目。同時にサイクル安打にリーチをかけた。
7回の第4打席は捕邪飛に倒れたが、阪神4番手・岩貞と対戦した9回の第5打席に右翼線へポトリと落ちる三塁打を放った。二塁打、本塁打、三塁打の長打3本はすべて右方向で、計5打数4安打5打点の大活躍。サイクル安打はプロ野球史上70人目で、新人では2019年のオールスターゲームで阪神・近本が達成しているが、レギュラーシーズンでの達成は史上初の快挙となった。