○ 広島 6 － 4 阪神 ●
＜14回戦・マツダスタジアム＞

　首位・阪神は最下位の広島に逆転負け。ともに敗れた2ゲーム差の2位・巨人、2.5差の3位・ヤクルトとのゲーム差を広げることはできなかった。

　阪神は2回、6番・ロハスが5号ソロを左翼席へ運び先制。3回は敵失で2点目を奪い、なおも一死満塁の好機だったが、4番・大山が二ゴロ併殺に倒れ一気に畳みかけることができなかった。逆転された直後の5回は再び二死一、三塁の好機を迎えたが、ここも大山が三ゴロに倒れ無得点。2点を追う9回も一死二、三塁と一打同点の場面で、3番・サンズが空振り三振、最後は大山が三ゴロに倒れた。

　大山は8回の第4打席で右越え二塁打を放ったものの、3度の好機でいずれも凡退し5打数1安打。5番の佐藤輝は3打席連続三振含む4打数無安打で、これで自己ワーストの20打席連続無安打（2四球1犠飛含む）となった。

　先発の西勇は2点を先制してもらったものの、直後の3回と4回に計3失点。あっさりと逆転を許した。それでも6回3失点と力投し、打席では2打席連続安打をマークしたが、自身6連敗でリーグワースト2位の9敗目（4勝）。あと1勝としているNPB通算100勝達成は、またしてもお預けとなった。