6回2安打無失点から暗転…
ヤクルトの先発・奥川恭伸は1回には自己最速となる155キロを計測するなど6回までDeNA打線を2安打無失点に抑える好投。しかし、0-0で迎えた7回に2死走者なしから宮﨑敏郎、ソト、牧秀悟に3者連続本塁打を浴びて降板。奥川は6回途中、93球、5安打、3三振、無四球、3失点の内容で今季3敗目(5勝)となった。
27日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた平松政次さんは「7回までに危ないなというボールが4、5球あったが、この回はちょっとボールの切れがなくなってきてスライダーもフォークも危ないボールが続いてしまった」と振り返った。
同じく解説を務めた笘篠賢治さんは「(奥川は)今シーズン打たれたホームランは全員右バッター。左には打たれていないんですよ」と首をかしげ、「たしか、宮崎には2本打たれていると思います。全員右に打たれているということは何が原因か分かりませんが…」と指摘。今季の被本塁打9本はすべて右打者というデータが3者連続被弾の要因につながるのではと私見を述べた。
▼ 奥川の対左右別成績
【右打者】打率.263 被安打40 被本塁打9 奪三振42 与四球3
【左打者】打率.298 被安打36 被本塁打0 奪三振22 与四球5
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』