トミー・ジョン手術なら来季の全休も濃厚…
ツインズのバルデリ監督は27日(日本時間28日)、右前腕の張りのため負傷者リスト入りしている前田健太投手(33)が、右腕の手術を受けると発表した。
バルデリ監督は同日のブリュワーズ戦前の会見で「ケンタは今年はもう投げることはない」と前田について言及。具体的な手術法や全治などの詳細は今後の検査次第としたが、「トミー・ジョン手術(肘の靱帯再建手術)も選択肢のひとつだ」と明かした。仮にトミー・ジョン手術を受けることになれば、実戦復帰までに12~15ヵ月程度かかる見込み。今季の残り試合のみならず、来季の全休も濃厚となる。
前田は21日(同22日)のヤンキース戦で右腕に違和感を訴え、5回途中5失点で降板。23日(同24日)に今季2度目となる負傷リストに入り、26日(同27日)にはセカンドオピニオンを求めるためテキサス州で専門医を受診した。
ツインズ2年目の今季は開幕投手を務め、今季ここまで21試合に先発し6勝5敗、防御率4.66。ドジャース時代を含めたメジャー6年間の通算成績は、56勝41敗6セーブ、防御率3.87となっている。