中日 1 － 1 巨人
＜19回戦・バンテリンドーム＞

　巨人のチアゴ・ビエイラ投手（28）が28日、中日戦の9回に救援登板。1イニングをパーフェクトに抑え、球団新記録となる30試合連続無失点を達成した。

　ビエイラは1－1の同点で迎えた9回裏に2番手として登板。先頭の1番・京田を1球で中飛に打ち取ると、続く代打・福田には2球目の直球を打たせ右飛。最後は3番・大島を2球目のスライダーで二ゴロに仕留め、5球すべてストライクで3者凡退に抑えた。

　これで5月3日の広島戦（マツダ）から続く連続試合無失点記録を「30」に更新。2012年に高木京介がマークした29試合連続無失点の球団記録を塗り替えた。

　来日2年目の今季は課題だった制球力が改善。昨季は24回2/3を投げ17四球を与えたが、今季はここまで42回2/3で20四球と与四球率は減少傾向にある。8月13日の中日戦（東京ドーム）ではNPB最速の166キロを記録し、ここまで防御率2.11と安定感が光る剛腕。今後どこまで記録を伸ばすか注目される。