ニュース 2021.08.29. 07:44

ヤクルト最終回の好機に痛恨走塁死…暴走? 積極走塁? 高木氏の見解は

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9回代打坂口の右前打で、一走渡邉が三塁を狙うがタッチアウトで試合終了 (C) Kyodo News

積極走塁が裏目の結果に


 ヤクルトは新助っ人のサイスニードが、来日最長となる6回0/3を2失点に抑える好投。直球中心のテンポの良い投球で、6回までに4者連続を含む9三振を奪った。打線は初回、4番・村上宗隆が31号2ランを左翼席へ運び先制。しかし、中盤以降は好機を生かせない展開が続き、9回は二死一塁で代打・坂口智隆が今季初安打となる右前打を放ったが、代走の渡邉大樹がDeNAオースティンの好送球で三塁タッチアウトととなり試合終了となった。

 28日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた高木豊さんは渡邉の走塁死について「これは難しいんですけど…代走だから走りたがるんですよ。でもアウトになったら何にもならないんですよ」と指摘。「一応、『暴走』とは言っておきますが、オースティンがストライクで投げましたよね。オースティンを舐めてはいけないということですよね。あれが50センチ逸れていればセーフになったと思うんですが」とオースティンの好プレーであることにも言及した。

 また、「巨人だったらあの走塁は怒られるかもしれないが、ヤクルトのチームカラーと(上位を)追っているチームということを考えたら勢いをつけるために(渡邉を)責めてはいけない」とチャンスを生むための積極走塁であると擁護した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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