9回に救援陣が追いつかれる
ソフトバンクは終盤に勝ち越すも9回に追いつかれ今季17度目の引き分け。
先発の石川柊太は立ち上がりは不安定だったものの、2回以降は粘りのピッチングで7回88球を投げ5安打1失点。1-1で迎えた8回、代打・長谷川勇也の犠飛で勝ち越し勝ち投手の権利を得るも9回に暗転。3番手の嘉弥真新也が先頭の吉田正尚に四球を与え、代わった板東湧梧も杉本裕太郎に中前打を許し、無死一、三塁のピンチに。安達了一を空振り三振に抑えるも、代打のジョーンズに同点打を許し逃げ切り失敗となった。
28日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた片岡篤史さん「ソフトバンクは抑えの森(唯斗)とモイネロが不在の中で、先発の石川は立ち上がりは調子が良くなかったんですが尻上がりに調子を上げて7回終わって88球なんですよ。もう1イニング投げて9回は甲斐野かと思ったんですが」とコメント。
「(ソフトバンクベンチが)最初からこういう継投を考えていたのかもしれませんが、結果的にはまだ余裕のあった石川を続投させてもよかったという継投の難しさを感じたゲームでした」と振り返った。
ソフトバンクはクローザーの岩嵜翔が21日のロッテ戦後に再調整となり、板東も24日の西武戦で2点リードから9回に追いつかれるなど救援陣の不調が続いている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』