2021.08.31 17:45 | ||||
読売ジャイアンツ | 10 | 終了 | 8 | 東京ヤクルトスワローズ |
岐阜 |
チャンスメーカーよりクリーンナップ
巨人が岐阜・長良川球場で行われた2位・ヤクルトとの首位攻防戦を10−8で制した。
乱打戦となった一戦の中で存在感を示したのが、岐阜出身の巨人・吉川尚輝。「3番・二塁手」で先発すると、初回にバックスクリーンへの勝ち越しソロを放ち、3回の第2打席も左安打を放った。
さらに6回には、5−4と1点を勝ち越してなおも二死満塁という場面で走者一掃の3点適時三塁打を放ち、チームに貴重な追加点をもたらした。その後、ヤクルトに追い上げを許したことを考えても、価値ある一打となった。
31日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた高木豊さんは、吉川について「チャンスメイクをするバッターで、(走者を)還しにいくバッターではなかったけど、3番に入ってしっかりセンターに打ち返せるようになって見事なバッティングだった」と評価。
同日の放送でMCを務めた大久保博元さんに3番の適性を問われると「責任を与えた方がいいかもしれない。7、8番とか1番よりも、責任の所在をはっきりしてもたせてやると力を発揮するのかもしれない」と応じ、後半戦に入ってから起用されていた下位やトップバッターよりも、ここ3試合で起用されている3番という役割の方が適任との見解を示した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』