従来のトミー・ジョン手術より早期の復帰も
ツインズのロッコ・バルデリ監督が1日(日本時間2日)、前田健太投手(33)がダラスで右肘内側側副じん帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、成功したことを明かした。
同監督によると、今回の手術は体内に補強装置を装着する「インターナル・ブレス」を用いた修復術のため、従来のトミー・ジョン手術よりも早期の復帰が見込めるとのこと。本来は復帰までに12〜16カ月を要するところを、9〜12カ月に短縮できる可能性があるという。
そのため、全てが順調に進めば来季中に復帰登板を果たせる可能性も出てきたが、指揮官は焦るつもりもないようだ。前田自身も長く野球を続けることを見据えて今回の手術を決断。完全復活した右腕が再びメジャーの舞台で躍動する姿を心待ちにしたい。
▼ MLBでの年度別成績
21年:21登板(106回1/3) 6勝5敗、防御率4.66
20年:11登板( 66回2/3) 6勝1敗、防御率2.70
19年:37登板(153回2/3) 10勝8敗3セーブ、防御率4.04
18年:39登板(125回1/3) 8勝10敗3セーブ、防御率3.81
17年:29登板(134回1/3) 13勝6敗1セーブ、防御率4.22
16年:32登板(175回2/3) 16勝11敗、防御率3.48