巨人 2 － 2 ヤクルト
＜17回戦　京セラD大阪＞

　巨人の守護神・ビエイラが、5月1日の中日戦以来の失点を喫した。

　5月3日の広島戦から32試合連続で無失点に抑えてきたビエイラは、1－1で迎えた9回表に登板。先頭のオスナに二塁打を許すと、続く中村悠平の犠打で走者は三塁へ。すると、一死三塁から代打・川端慎吾に投じた162キロのストレートをセンター前に弾き返されて失点。勝ち越しを許し、続く宮本丈に四球を与えたところでビエイラは降板となった。

　2日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人－ヤクルト戦』で解説を務めた山本昌氏は守護神であるビエイラの交代に、「これまでの無失点のプレッシャーというのもあった。点を取られて気持ちが切れたようにみえたのでしょう。ここは1回休ませよう、明日からあるからだと思います」と、ベンチの判断を推察。結果的に後を受けたデラロサが後続を抑えると、その裏の攻撃で巨人が1点差を追いつき、試合は引き分けという結果に終わった。

（ニッポン放送ショウアップナイター）