○ カブス 7x － 6 パイレーツ ●
＜現地時間9月4日　リグリー・フィールド＞

　パイレーツの筒香嘉智外野手（29）が4日（日本時間5日）、敵地でのカブス戦に「2番・右翼」でスタメン出場。初回の第1打席に今季6号となる先制ソロを放った。

　今季すでに14勝を挙げているカブスの先発右腕・ヘンドリックスと対戦し、初回は一死無走者の場面でカウント1－1後のカーブを強振。完璧に捉えた打球は右翼席後方のスコアボードを直撃する先制ソロとなった。本塁打はメジャー初のサヨナラ弾となった8月29日（同30日）のカージナルス戦以来、5試合ぶり。パイレーツ移籍後18試合で早くも6発目となった。

　一死無走者だった3回の第2打席は4球目のカーブにバットを合わせたが左翼正面への飛球。2点を追う5回の第3打席も、無死一、二塁の好機で左飛に倒れた。6回の第4打席は3番手右腕・ラッカーの前に見逃し三振。その裏の守備中、リリーフ投手の緊急降板に伴い途中交代となった。

　この日は4打数1安打1打点でスタメンでは2試合連続安打。レイズ、ドジャース在籍時を含めた今季の通算打率は.188、パイレーツ移籍後の打率は.268となった。新天地では長打が目立っており、ここまで11安打中10本が長打（6本塁打、1三塁打、3二塁打）。パイレーツでのOPS（出塁率.311＋長打率.829）は1.140となった。

　パイレーツは2点リードで9回裏を迎えるも、5番手右腕のストラットンが二死から3連続適時打を浴びサヨナラ負け。5連敗で借金40となった。