2本塁打6打点と爆発!
ソフトバンク高卒4年目のリチャードが、プロ1号の満塁弾含む2本塁打6打点と爆発した。
リチャードは前日に続き「7番・三塁」でスタメン出場。まずは2点を追う2回、一死二、三塁の好機でオリックス先発・増井浩俊と対戦し、プロ初打点となる中犠飛を放った。そして1点ビハインドで迎えた4回、一死満塁で再び増井と対峙。フルカウント後の直球を捉えた打球は、左中間席中段に着弾する逆転のグランドスラムとなった。
さらに、7回の第4打席はオリックスの5番手・バルガスから左翼席へ2号ソロ。4打数2安打6打点と大暴れし、チームを大勝に導いた。
5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた高木豊さんは「増井から打った満塁ホームランの内容が素晴らしかった。フルカウントまでいってフォークのボール球を振らないようにしながら、真っすぐをファールして最後に甘いボールを仕留めた。ものすごく内容のあるホームランでした」と称賛。「飛ばす力がめちゃくちゃある。楽しみな選手ですよ」と今後への期待を込めた。
同じく解説の笘篠賢治さんも「育成契約中から毎年キャンプで見ていたんですが、王会長に付きっきりで教えてもらっていたので一番喜んでいるのは王会長ですよ。やっとヒットが出てホームランが出て(チームの)起爆剤になりますよね。(今のソフトバンクには)右の大砲を育てないといけないという事情もあるので、ようやく輝いたリチャードが出てきました」と期待の大砲の活躍を喜んだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』