2021.09.07 17:45 | ||||
埼玉西武ライオンズ | 6 | 終了 | 5 | 福岡ソフトバンクホークス |
メットライフ |
打って驕らず。達して止まらず。
4日に行われた楽天戦(楽天生命パーク)で通算2000安打を達成した西武の栗山巧が7日、本拠地・メットライフドームに凱旋。練習前にはグラウンド内で記念撮影が行われ、一軍の監督・コーチ、選手たちが記念Tシャツに袖を通し、達成記念プレートと共に集合写真の撮影が行われた。
また、最寄駅の西武球場前駅では、西武鉄道の駅係員が心を込めて作った2000安打達成までのカウントアップボードのくす玉割りセレモニーに加え、駅構内のLED表示器には2000安打達成を祝福するメッセージも表示されている。
さらにメットライフドームに隣接するチームストア「フラッグス」では、2階フロア(136平方メートル)が栗山の専用グッズ売り場となり、試合の来場者には栗山が大好きな『パインアメ』のオリジナルパッケージバージョンが配布された。
栗山は7日のソフトバンク戦に「6番・指名打者」で先発出場し、二死満塁の第1打席こそ左飛に倒れたが、その後の2打席でセンター前に2本のヒットを放ち、チームの勝利に貢献。試合後のお立ち台にも上り、本拠地の祝福ムードに「本当にありがたく思いましたし、嬉しかったです」と笑顔を見せた。
また、「初回の満塁のチャンスの場面で一本打つというのが自分の仕事」と反省の弁も忘れなかったが、それでも「皆さんの前でヒットが打てて良かった」と安堵。ファンへの感謝の言葉を口にし、「本当に僕のことを祝福しようと思ってきてくれたのか、パインアメが欲しかったのか(笑)」と冗談も交えつつ、最後は栗山らしく「これからも止まらずに走っていきたい」と前を見据えた。