○ パイレーツ 3 - 2 タイガース ●
<現地時間9月7日 PNCパーク>
パイレーツの筒香嘉智外野手(29)が7日(日本時間8日)、本拠地でのタイガース戦に「2番・右翼」でスタメン出場。内野安打と2四球で計3出塁1得点をマークし、チームの逆転勝利に貢献した。
初回の第1打席は、無死一塁でタイガースの先発右腕・ペラルタと対戦。追い込まれたあとファウルで粘り、最後はフルカウント後の低めに沈むチェンジアップを冷静に見送り一塁へ歩いた。持ち前の選球眼が光り好機を演出。4番・モランの先制犠飛につなげた。
2回は二死一、二塁の好機で右中間への大飛球を放ったが、相手中堅手がフェンス際でジャンピングキャッチし惜しくも中飛。4回の第3打席は好機で再び四球を選び、3試合連続となるマルチ出塁を記録した。
1点を追う6回の第4打席は3番手右腕・ラングと対戦。初球を打った打球はボテボテの三ゴロだったが、これが守備シフトの逆を突くラッキーな内野安打となった。パイレーツはここから打線がつながり3-2と逆転に成功。筒香は同点ホームを踏み得点を記録した。8回の第5打席は空振り三振。この日は3打数1安打、2四球1得点の働きで今季通算の打率は.200、パイレーツ移籍後の打率は.288となった。