初受賞選手が3名
日本野球機構(NPB)は8日、7・8月度の『大樹生命月間MVP賞』受賞選手を発表。パ・リーグ投手部門では山本由伸(オリックス)が2カ月連続3度目の選出で、藤原恭大(ロッテ)、鈴木誠也(広島)、チアゴ・ビエイラ(巨人)が初受賞した。
巨人のクローザーを務めるビエイラは期間中12試合に登板し、防御率0.00、9セーブの圧巻の成績で初選出。巨人在籍外国人投手の受賞は、2017年8月度のマイルズ・マイコラス氏以4年ぶりとなった。
鈴木は全27試合に出場し、打率.333、9本塁打、27打点の打撃三冠を記録し嬉しい初受賞。広島では2021年3・4月度の菊池涼介に続く受賞となった。
2カ月連続でパ・リーグ投手部門に名を連ねた山本は、4試合に先発しリーグトップの防御率0.84、4勝、同2位タイの32奪三振と安定感抜群で、投手では2019年の千賀滉大(ソフトバンク)以来となる連続受賞。
高卒3年目の藤原は全24試合に出場し、得点、安打、二塁打、塁打数、盗塁、長打率でリーグトップをマークし、5本塁打、打率.348、出塁率.439もリーグ2位の好成績。首位争いを演じるチームを2番打者として牽引した。
なお、受賞者には各連盟より記念盾と、大樹生命保険株式会社より賞金30万円とトロフィーが贈られる。