月間MVPの勢い加速

　広島の鈴木誠也選手（27）が8日、本拠地での中日戦に「4番・右翼」で先発出場し、自身の記録を更新する5試合連続ホームランを放った。

　スコアレスの2回に先頭打者として打席に入ると、カウント1ストライクから相手先発の左腕・松葉貴大が投じた105キロのカーブを強振。絶好調の主砲が昨夜に続く25号ホームランを左翼席へ放り込み先制点を叩き出した。

　地元・東京で行われたヤクルトとの3連戦ではいずれもアーチを描き、11打数7安打3打点の大暴れ。広島に帰ってきた7日も2本塁打を含む5打数4安打4打点と勢いが止らず、これで直近5戦6発。

　この日発表された7・8月度の月間MVPに自身初めて選出されたが、9月に入りその勢いは増すばかり。キャプテンも務める鯉の主砲が、文字通りチームを牽引する活躍を見せている。