6回1失点と好投
オリックスの先発・山崎颯一郎が6回1失点と好投。
今季3度目の先発となった山崎颯は長身から投げ下ろす最速155キロのストレートを軸にカーブとフォークを織り交ぜたピッチングで、6回102球、被安打3、6奪三振の1失点の内容。6回に一死一塁からマーティンに同点タイムリーを打たれプロ初白星はお預けとなったものの、 山本由伸、宮城大弥以外の先発陣の内容が不安定なオリックスにとって大きな収穫となった。
8日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた平松政次さんは「まだ(1軍で)4試合目なのかというような堂々としたピッチング」と称賛。「序盤はどうなるかなと思って不安はあったんだろうけど、ストレートは速いしフォークも落ちるし、すごい球を投げていた。トミージョンの手術をしてそれが治って、心機一転今年からやるぞというピッチングだった。今後が楽しみ」とさらなる活躍に期待を込めた。
2016年に敦賀気比高からドラフト6位で入団した山崎颯は、2019年に右肘を痛めてトミー・ジョン手術を決断。昨季は育成選手としてリハビリに励み、復帰登板を果たすと、今季再び支配下選手登録へ。今年の5月1日のソフトバンク戦で中継ぎとして1軍デビューを果たし、ここまで3試合に先発登板している。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』