2021.09.10 17:45 | ||||
千葉ロッテマリーンズ | 3 | 終了 | 2 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
ZOZOマリン |
2位オリックスとの3厘差は変わらず
ロッテが1点ビハインドで迎えた9回表に荻野貴司の一発で試合を振り出しに戻し、引き分けに持ち込んだ。
ロッテは、右肘のクリーニング手術からの復帰登板となった石川歩が先発。5月21日(楽天戦)以来のマウンドは、毎回走者を背負う展開となったが、低めを丁寧に突く投球で4回まで無失点と好投した。その後、5回二死二塁の状況から福田周平にセンター前に運ばれて先取点を許すと、続く6回には杉本裕太郎に24号ソロを被弾。ロッテ戦12本目の本塁打という“天敵”の一発でリードを広げられ、この回限りでの降板となった。
2点差とされたロッテは7回、ここまで2安打に抑え込まれていた田嶋大樹から、昇格即スタメン起用となった小窪哲也が左翼スタンドへNPB復帰後初安打となる本塁打を放ち1点差に。すると9回表、この回の先頭・荻野貴司がオリックスの守護神・平野佳寿から左翼席最前列に飛び込む同点ソロを放ち、土壇場で追いついた。
9回裏は前日に通算150セーブを記録した益田直也が走者を許しながらも無失点で抑え、ドロー決着。首位攻防3連戦は1勝1敗1分けという結果に終わり、首位ロッテと2位オリックスは「3厘差」のままとなった。
辛うじて首位の座を守ったロッテは、10日から2ゲーム差で3位に位置する楽天との3連戦。その初戦は、佐々木朗希と田中将大の投げ合いで幕を開ける。