変化球を捉えた打球は三遊間を一閃
巨人の新助っ人、スコット・ハイネマンが実戦2試合目にして来日初安打を放った。
ハイネマンは、10日に行われたイースタン・リーグの日本ハム戦に「2番・中堅手」でスタメン出場。第1打席は「空振り三振」、第2打席は「四球」と無安打で迎えた第3打席に待望の瞬間が訪れた。
ロッテの先発・岩下大輝に2球で追い込まれたものの、ボール球の変化球を3球連続で見逃してフルカウントに。最後は7球目に投じられた外角のフォークボールを捉え、三遊間をあっという間に破る鋭いヒットを放った。
当初は10日に一軍合流の予定だったが、9日の同一カードが雨天中止となったことを受け、実戦経験を積むためにファームでの試合に出場していた。
一軍は目下のところ引き分けを挟んで5連敗中。前日の試合は最終回に3点のビハインドを追いつく粘りを見せたが、新戦力にかかる期待は大きい。
また、「5番・一塁手」で先発していたドラフト5位ルーキーの秋広優人が2回の第1打席に2戦連発となる7号ソロを放ちアピール。ロッテ・岩下が投じた151キロの直球を逆方向に弾き返した。