35打席無安打と大不振
阪神は10日、佐藤輝明内野手の選手登録を抹消し、代わりに熊谷敬宥内野手を一軍登録した。
ドラフト1位の佐藤輝はここまでチーム1位の23本塁打、同2位の60打点をマークしているが、現在、自己ワーストを更新する35打席無安打と大不振。前日のヤクルト戦も途中出場で2打席連続三振に倒れ、プロ入り初の2軍降格となった。
10日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した金村義明さんは、佐藤輝の2軍降格について「当然だと思いますよ。もう全然、前半戦の見る影がないんですよね。笑顔も消えましたし、バッターボックスに行くのが嫌な感じ(に見える)」とコメント。
「本来の『ブンッ』という強いスイングができないような状態。それと見逃し三振をしてしまうというようにチグハグなので」と深刻な不振に陥っている現状を指摘した。
「古いと言われるかもしれないですが、ポール走とか“骨から汗が出る”くらいちょっと汗をかいてみたらどうですかね。力はあるのはみんな知っているわけですから、もう頭の中真っ白にするぐらい走り込んでみればいいんじゃないですかね」と技術的な部分ではなく精神面で一度リセットするためのミニキャンプを提言した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』