柳田、マーティンに並ぶ25号!
オリックスの杉本裕太郎が2試合連続の本塁打を放ち、本塁打王争いトップタイに並んだ。
オリックスは2回にT-岡田の11号ソロで先制、3回にもT-岡田の適時打で加点し、4回は紅林弘太郎の適時三塁打で3点のリードを奪う。迎えた5回、先頭の杉本が西武の先発・松本航の高めに浮いたカットボールを完璧に捉えバックスクリーンに25号ソロを放り込んだ。チームは14安打7得点と打線がつながり快勝。首位ロッテとのゲーム差ゼロをキープした。
10日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した金村義明さんは、「吉田(正尚)がいない分、T(岡田)と杉本がやらないといけない。杉本が覚醒したのは今年が初めてですがこれくらいやると思っていました」と今季ブレイクした杉本の活躍を称賛。
また、金村さんは主力が離脱しながらもオリックスが快進撃を続けている要因について「明るさベンチのムード、吉田正という主砲が抜けているんですがそれを感じさせない」と指摘。さらに、「一番優勝に遠ざかっているチームですからここからプレッシャーが掛かってきてどうなるかと見ていましたが、これは最後まで(優勝を)争っていきますね」と終盤戦への期待を込めた。
杉本は今季ここまで、打率.313(リーグ3位)、本塁打25(リーグ1位タイ)、打点69(リーグ2位タイ)と打撃3部門でいずれも上位にランクする活躍を披露している。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』