2021.09.12 14:00 | ||||
北海道日本ハムファイターズ | 3 | 終了 | 0 | 福岡ソフトバンクホークス |
札幌ドーム |
ファームの姿知る岩本氏「何か掴んだような」
日本ハムのドラフト6位ルーキー・今川優馬選手(24)が12日、プロ初安打初本塁打となる特大の1号2ランを放った。チームは今川の一発が決勝打となりソフトバンクに連勝。カード勝ち越しを決めた。
「脳震とう特例措置」で抹消された近藤健介の代替指名選手として緊急昇格し、本拠地・札幌ドームでのソフトバンク戦に「6番・左翼」で先発出場。スコアレスの2回一死二塁で迎えた第1打席に、カウント1-1から相手先発・和田毅が投じた低めの141キロを捕え、左翼席上段に放り込んだ。
12日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた真中満さんは「日本ハムはこういう若いバッターが出てきて活躍するようになりましたよね」と若手スラッガーの台頭に声を弾ませ、「和田のストレートはちょっと独特のボールで、最初はなかなかタイミングが合い辛いと思うんですけど、インコースの厳しいボールを非常に上手く腕を畳んで打てましたので、器用なバッティングをするなと見てました」と今川の一発についてコメント。
同番組のMCを務め、普段は日本ハムの一・二軍戦を中心に解説をしている岩本勉さんは「ファームでも一軍でもビッグスイングで三振が多い打者だったんですけど、今日のこのバッティングで何か掴んだような気もする」と、記念すべき初ホームランが今川のさらなる成長のキッカケとなる可能性を示唆した。
今川にとってはプロ7試合目・13打席目で飛び出した待望のプロ初安打。主力の離脱で巡ってきたチャンスをものにするべく、今度は一軍を舞台にアピールの日々が続く。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』