Aロッド絶賛「翔平だけ」
アメリカのニュース雑誌『タイム』は15日、2021年の「世界で最も影響力のある100人」を発表し、エンゼルスの大谷翔平選手(27)が選出された。
同企画は6つに分けられ、大谷は「ICONS=アイコン」部門で、女子テニスの大坂なおみ選手(23)らとともにラインナップ。日本人では建築家の隈研吾氏(67)も「INNOVATORS=革新者」部門で選ばれた。
選出者には各界の著名人から論評が寄せられ、大谷については元ヤンキースの野球解説者アレックス・ロドリゲス氏が「大谷翔平は今まで我々が見たことのないような素晴らしいシーズンを迎えている」とコメント。
投打の二刀流で活躍を見せる大谷については、1900年代前半に活躍したベーブ・ルースと比較されることもあるが、「彼は現代のバンビーノ(ベーブ・ルースの愛称)。ただベーブ・ルースも同じシーズンに20盗塁以上、40本塁打以上、100マイルの速球を投げることはなかった。それが出来るのは翔平だけ」と称賛した。
また、「全てのユニークな才能を1人のプレーヤーに集結させると大谷翔平になります。彼はブライス・ハーパーのパワー、マックス・シャーザーのピッチング、そしてトレイ・ターナーのスピードを持っている」と現役メジャーリーガーの名前も用いて紹介。大谷の多才ぶりを称える言葉を並べた。