ヤクルト・奥川恭伸

● 巨人 2 - 8 ヤクルト ○
<18回戦 東京ドーム>

 2位のヤクルトが3位・巨人との直接対決を制し、首位・阪神とのゲーム差を「2」に縮めた。

 10連戦の初戦を迎えたヤクルトは、初の中9日で奥川恭伸が先発。高津臣吾監督が試合後に「絶好調ではなかった」と語っていた言葉通り、初回の先頭打者にヒットを許すと、自身の暴投と死球で無死一、二塁とし、3番・坂本勇人に先制の適時打を許してしまう。しかし、続く岡本和真を併殺に仕留めると、5番・亀井善行からは三振を奪ってピンチを切り抜けた。

 すると打線が直後の2回表、無死満塁から西浦直亨の犠飛で同点に追いつくことに成功。4回には無死一塁からサンタナが左翼席に12号2ランを放ち、勝ち越した。その後も5回に山田哲人の28号ソロで、8回には一死満塁から塩見泰隆の満塁弾で加点。3発で7得点を挙げる効果的な攻撃で奥川を援護した。

 その奥川は4回裏、岡本と亀井の連打で無死一、二塁のピンチを迎えたが、6番・ハイネマンを併殺に打ち取り、続くウィーラーを二ゴロに仕留めると、危なげないピッチングで7回を自己最多の103球、6戦連続の無四球で巨人打線を1失点に抑えて降板。今季7勝目を手にした。

 試合後、奥川は「10連戦の一発目だったので何とか勝ちたいと思っていた」と語り、「先制されて少し苦しい試合になったんですけど何とか粘り強く投げることができた」と自身のピッチングを振り返った。また、「ピンチでも四球を出さなかったことが大怪我につながらなかったと思うので継続していきたい」と述べ、この日も継続した無四球を勝ち星の要因に挙げた。

 10連戦の初戦を飾った右腕の粘投に指揮官は「絶好調ではなかったが丁寧にいろんなことを意識しながら投げられたかな」と賛辞を送り、登板間隔の短縮や過去最多の球数など、徐々に過去の自身を塗り替えていく奥川について「いいペースで成長してくれている」と評価した。

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ベースボールキング編集部

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