持ち前の強肩とリードで貢献
18日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた達川光男さんが、ロッテ優勝のキーマンに今季途中に加入した加藤匠馬の名前を挙げた。
6月中旬に加藤翔平との交換トレードで中日から加入した加藤は、後半戦に正捕手の田村龍弘との併用でスタメンマスクが増加。持ち前の強肩とリードで首位を走るチームを支えている。
達川氏は加藤について「私がドラゴンズのコーチの時にドラフトで獲ったんですが、肩だけはめちゃくちゃ強いのと度胸がめちゃくちゃあるんですよ」とコメントし、「(今日の試合の)バント処理もめっちゃ速いし、ホームゲッツーもめちゃくちゃ速かったです。キャッチングとワンバウンド捕球も上手いんですよ」と守備面での貢献を指摘。
「(ロッテに移籍後)加藤が22試合スタメンで出て13勝4敗(5分)ですよ」と数字に触れ、「シンプルなリードなんですよ。あんまり難しく考えずに」とリードの面でもロッテ投手陣を支えていることを評価した。
「バットを持たせたら大変な選手ですが、ミットを持たせたら素晴らしい選手ですよ」と独特な言い回しで元教え子の打撃面での課題(打率.115)を指摘しつつ、今後の活躍に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』