2021.09.20 13:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 4 | 終了 | 6 | 埼玉西武ライオンズ |
京セラD大阪 |
ファーム登板重ね2カ月ぶりの一軍昇格
日本野球機構(NPB) は20日の予告先発を発表。20日の西武戦(京セラドーム大阪)で先発予定のオリックス・本田仁海投手(22)が19日、代表取材に応じた。
本田は2017年ドラフト4位で入団した高卒4年目の右腕。ニックネームは「ひとみちゃん」。1つ年上で同じドラフト4位だったエース・山本由伸を彷彿とさせるフォームで“由伸2世”の呼び声も高い。今シーズンは7月6日の楽天戦に先発し、5回3失点で勝敗はつかなかったが首脳陣の評価は高かった。
「とてもいい感じには来てます」という本田。ファームでは7日の広島戦で「あんまり腕が振れてなかった」と4回途中8失点KOされたが、14日の中日戦では5回無失点と好投。調整を経て再び一軍昇格の切符を手に入れた。
再昇格まで時間がかかったが「全体的に腕を強く振るということだけを僕の中で意識してやってきた。あとはボールを低く投げるとかそんな感じですね。腕が振れることによって、変化球の精度も上がって来たので、その点は良かったかなと思っている」と右肩上がりの状態。
当日に向けては「まだ緊張はしてないんですけど、今日の寝る前とかは緊張すると思う。変に力まずいつも通りの感じで行ければ」と語り、「僕の持ち味はストレートだと思ってるので、そこを上手く使っていきたい」と意気込みを述べている。
オリックスはなかなか先発6枚が揃わないだけに、本田にはこのチャンスをモノにしてもらいたい。
取材・文=どら増田