2021.09.22 17:45 | ||||
千葉ロッテマリーンズ | 1 | 終了 | 4 | 福岡ソフトバンクホークス |
ZOZOマリン |
今季2戦2敗のロッテ相手に白星
ソフトバンクの千賀滉大投手が22日、ZOZOマリンでのロッテ戦に先発し、8回途中1失点という内容で今季6勝目(2敗)を手にした。
今季はロッテ戦に2度登板し、2戦2敗。今季の敗戦はロッテ相手のみという千賀だったが、この日は6回まで無四球の散発2安打とロッテ打線を圧倒。7回に先頭の中村奨吾に四球を与えたが、「風のおかげ」と、マリンに舞う風を追い風に三者連続三振で切り抜けた。
8回に先頭の代打・佐藤都志也がセンター前へライナー性の打球を放ち、中堅手・牧原大成がグローブに当てながらも弾いて三塁打となったが、得点圏に走者を背負ったのはこれが初めて。続く藤岡裕大の二ゴロの間に生還を許し、二死一塁で藤原恭大を迎えたところで降板。モイネロにバトンを渡したが、7回2/3を投げて116球、1失点という内容でロッテ相手にリベンジを果たした。
千賀の好投に応えるように打線も、2回に牧原の犠飛で先手を奪うと、4回にはデスパイネの適時打などで2得点。7回にはリチャードが左中間に4号ソロを放り込み、エースを援護した。千賀の後を受けた投手陣もモイネロ、森唯斗がしっかりと役割を果たして快勝。お立ち台に上った千賀もロッテ相手の勝利に「ホッとしています」と胸を撫で下ろした。
千賀はさらに「僕自身、今年は2つとも負けているし、上位のチームなのでとにかく負けないようにと思ってマウンドに上がりました」と、この日の登板を振り返りつつ、モイネロと森の復帰を受け、「甘えないように頑張りたいけど、甘えられる状況なので、7回までピシャッと投げてあの二人に任せることもできる。先発も心の余裕ができる」と、自身も恩恵を受けた勝ちパターンの復活を喜んだ。