8回3安打1失点の快投!
日本ハムの上沢直之がソフトバンク戦で3年ぶり自身2度目の10勝目(6敗)を挙げた。
今季21試合目の先発となった上沢は、4回までソフトバンク打線を無安打に抑える完璧な立ち上がり。6回には甲斐拓也、川瀬晃、三森大貴を連続三振に仕留めるなど、ストレートを軸にフォーク、カーブ、チェンジアップをちりばめるテンポの良いピッチングを披露。8回に甲斐に1発を浴びたものの、8回118球、被安打3、11奪三振の快投で10勝目をマークした。
24日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷繁元信さんは上沢の投球について「これぞピッチャー」と称賛のコメント。「コントロール、ボールのキレ、コンビネーション、これで抑えるピッチャーですから。僕は好きですね」と絶賛した。「チームが最下位で状態が悪い中で10勝するというのはすごい価値ある」とチーム単独トップの10勝を挙げた右腕を評価した。
上沢は2018年に自己最多の11勝(6敗)を記録して以来3年ぶりの二桁勝利。今季は21試合に先発して、10勝6敗、防御率2.96と安定した成績を残している。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』