9個目で球団新記録→10個目でリーグタイ記録
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が24日(日本時間25日)、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。この日も徹底した四球攻めに遭い、直近3試合で計10四球となった。
初回の第1打席は一死無走者でマリナーズの先発右腕・ギルバートと対戦。緩急をつけた組み立てで1ボール2ストライクと追い込まれると、最後は96.6マイル(約155キロ)の高め直球にバットが空を切り空振り三振に倒れた。
3点を追う3回の第2打席は二死二塁の好機。しかし、2ボール後にマリナーズのサービス監督は敬遠を指示し、大谷は今季16度目となる申告敬遠で一塁へ。反撃のチャンスで勝負を避けられ、スタンドからは大ブーイングが沸き起きた。1点を追う5回の第3打席は二死無走者の場面で再び四球。これで直近3試合で9つ目の四球となり、3試合9四球はエンゼルスの球団新記録となった。
2点を追う7回の第4打席は、無死一塁の場面で3番手左腕のミシェビチと対戦。ここもカウント1-1から3球連続ボールとなり三たび一塁へ歩いた。これで2試合連続の3打席連続四球。さらに3試合での計10四球はア・リーグタイ記録となり、徹底した四球攻めにより46本塁打でランキング1位のゲレロJr.(ブルージェイズ)とペレス(ロイヤルズ)とは1本差のままとなっている。