12連勝で15勝目を挙げたオリックス・山本由伸<写真=北野正樹>

◆ 圧倒的な存在感

 オリックスの山本由伸投手が25日の楽天戦に先発し、8回2失点という内容で今季15勝目を手にした。これで自身の連勝を「12」に伸ばし、連敗ストッパーの役割も果たした。

 この山本の快投に、25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた金村義明さんは「いまNo.1と言ってもいい。これから先も、チームのエースとして優勝争いの中でフル回転してもらいたい」 と述べ、今後のさらなる活躍に期待を寄せた。

 また、同日の放送で同じく解説を務めた真中満さんも「安定感が抜群。投げる度にヒーローインタビュー。野手は年間1〜2回あるかないかだけど、山本は10回くらいやっていそうな感じ(笑) それくらい投げるたびに数字を残す素晴らしいピッチャー」と、独特の表現も交えながら球界を代表する右腕に賛辞を送った。

 これで山本由伸は、今季の成績を15勝(5敗)、防御率1.50、174奪三振とし、各部門で首位を快走。投手の主要タイトル3冠は確実視されている。

◆ 暴走?それとも好判断?

 そんな山本も試合終盤にはピンチを背負う場面もあった。チームが3点をリードして迎えた7回、二死二、三塁から山﨑剛の詰まった打球がライト前に落ちて1点差に迫られる。その後、8回のマウンドにも上がると、二死一塁の状況から茂木栄五郎に右翼ライン際に運ばれ、一塁走者の島内宏明が三塁を回ってホームへ。しかし、カットマンの安達了一から間一髪のタイミングでボールが戻り、タッチアウトで攻守交代となった。

 番組内では、二死ながら一塁走者が長駆ホームを突いた8回のプレーについても触れると、真中満さんは「楽天からすると杉本の追い方が少し気になる。なので、いけるんじゃないかという判断だったと思う。二死一塁なので(三塁コーチャーが)回すのは、やむを得ない。中継が少しでも逸れればセーフになるケース」と主張。

 これには金村さんも「間一髪ですから。安達の送球がちょっとでも逸れていたらセーフ。奈良原コーチもナイス判断と言われる。あれが2〜3メートル前でタッチアウトならあれですけど。山本からそんな連打は考えられない」と同意し、楽天の三塁コーチャーを務めている奈良原コーチの判断に理解を示した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

ベースボールキング編集部 の記事をもっと見る

【PR】東北楽天ゴールデンイーグルスを観戦するなら「DAZN Baseball」

DAZN BASEBALL

3年連続4位とAクラスまであと一歩の楽天。三木肇新監督の下、早川隆久・藤井聖・鈴木翔天・藤平尚真ら若手投手陣がチームを牽引できるか注目!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

楽天モバイルなら追加料金ゼロで
パ・リーグが楽しめる!【PR】

楽天モバイル パ・リーグSpecial

楽天モバイルに申し込み「Rakuten最強プラン」を契約すると、公式戦やオリジナル番組を追加料金0円で楽しめます。携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。パ・リーグをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。

POINT

① パ・リーグ主催の公式戦・オリジナル番組が見放題!

② 見逃し配信にも対応! スマホやTVなど好きなデバイスで視聴可能!

③ キャリア乗換不要。お得で手軽な「デュアルSIM」契約もオススメ!

もっと読む