2021.09.28 17:30 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 4 | 終了 | 0 | 横浜DeNAベイスターズ |
神宮 |
8連勝中のヤクルト打線を4回まで1安打に封じる
トミー・ジョン(TJ)手術から復帰したDeNAの東克樹投手(25)が28日、敵地・神宮でのヤクルト戦で767日ぶりとなる一軍登板。4回まで快投も5回に満塁弾を浴び、5回途中4安打4失点でマウンドを降りた。
長いリハビリを経て、2019年8月23日の巨人戦(東京ドーム)以来の一軍登板となった左腕。初回は二死から3番・山田に左前打を許したものの、続く村上を空振り三振に仕留め無失点スタートを切った。2回以降も球威、制球力とも申し分なく、8連勝中の首位・ヤクルト打線を翻弄。1回途中から9打者連続アウトをマークするなど、4回まで1安打無失点の快投を見せた。
しかし、0-0で迎えた5回、一死から四球と安打で一、二塁のピンチを招くと、相手投手の9番・奥川にはバスターを決められ、これが左前打となった。一死満塁で1番・塩見は見逃し三振に仕留めたが、続く青木に痛恨の満塁被弾。外角低めのカットボールを左翼席最前列へ運ばれた。
ここで降板となり、復帰戦は4回2/3で88球、4安打4失点、6奪三振2四球の内容。一発に泣き復帰白星はお預けとなったが、4回までは素晴らしい投球を披露した。
東は昨年2月に左肘の靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、今年7月11日に平塚球場で行われた二軍・ロッテ戦で実戦復帰。二軍戦では7試合に登板し3勝無敗、防御率1.95と申し分ない結果を残し、満を持して一軍での復帰戦を迎えた。