● ヤクルト 5 － 7 DeNA ○
＜22回戦・神宮＞

　ヤクルトは序盤の大量失点が重く連勝は9でストップ。4つの引き分けを含め14日の阪神戦（神宮）から続いていた球団最長の無敗記録も13試合でストップした。

　ヤクルト投手陣は4試合連続無失点中だったが、この日は先発の小川が乱調。初回に3番・牧に先制犠飛を許しチーム37イニングぶりの失点を喫すると、2回は5番・宮﨑に通算100号となるメモリアル弾を浴び2点目を失った。3回は自らの失策絡みでピンチを招くと、2番・佐野に中前適時打を許し3失点目。さらに、宮﨑に2打席連発となる3ランを浴び、瞬く間に計6失点となった。小川は3回裏の攻撃で代打を出され、3回8安打6失点（自責点5）で降板。役割を果たせず今季5敗目（8勝）を喫した。

　打線は7点を追う5回、代打・宮本の中前適時打でまず1点を返すと、2番・青木の右中間適時二塁打で2点目。さらに、3番・山田の左前2点適時打で3点差に迫ったが、なおも二死満塁で6番・サンタナは空振り三振に倒れた。

　3点を追う9回は1番・塩見の適時二塁打で2点差に迫り、なおも一死一、二塁の好機だったが、最後は3番・山田が左飛、4番・村上は右飛に倒れ試合終了。追い上げ及ばず10連勝とはならなかった。