ルーキー村上が投手3部門を制す
ウエスタン・リーグは30日、オリックス-広島(オセアンBS)とソフトバンク-中日(タマスタ筑後)の2試合が行われ、今シーズンの全日程を終了。最終成績が確定した。
3年ぶり17度目の優勝を決めた阪神勢が投打9部門中7部門でタイトルを獲得。投手部門では、ドラフト5位ルーキーの村上頌樹投手が「最優秀防御率(2.23)」「最多勝(10勝)」「勝率1位(.990)」の3部門でトップとなり、「最多セーブ」はソフトバンクの椎野新が9セーブで初受賞した。
一方の打撃部門は、阪神の小野寺暖が「首位打者(打率.315)」と「最高出塁率(.391)」に輝いたほか、負傷離脱を余儀なくされたものの、同じ阪神の井上広大が「打点王(50打点)」に、島田海吏が「盗塁王(21盗塁)」のタイトルを手にした。残る「本塁打王(12本)」はソフトバンクのリチャードが獲得している。
今季のウエスタンを席巻した阪神は、10月9日(土)に宮崎で行われる2021年プロ野球ファーム日本選手権において、イースタン・リーグを制したロッテと対戦する。