球団の新人では3人目の20本超え
DeNAの牧秀悟が20、21号と2打席連続で本塁打を放ち、新人王獲りにアピールした。
2試合連続で3番に入った牧は、1回にヤクルト先発のサイスニードのスライダーを捉えバックスクリーン左へ先制の20号ソロ。球団の新人選手では2003年の村田修一さん以来3人目の20号に到達となった。3回には二死走者なしから、サイスニードのカーブを叩いて再びバックスクリーン左へ勝ち越しの21号ソロ。新人王を争っている阪神の佐藤輝明(23本塁打)に2本差に迫った。
30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めたベイスターズOBの高木豊さんは牧の活躍に「新人王をあげたいくらいですね」と称賛。
解説を務めた谷沢健一さんは「今日、カーブとスライダーを打ったんですがスイングの軌道の作り方が非常に上手い」と指摘。「だから、引っ掛けることがない。ホームランの時はインパクトゾーンを長くして(押し込んで)いる」と打撃技術を高く評価した。
牧は今季ここまで、打率.290(リーグ11位)、本塁打21(リーグ7位)、打点65(リーグ7位)と打撃2部門でトップ10入りをする堂々の活躍を披露している。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』