今季は一軍での出場なし
日本ハムは1日、斎藤佑樹投手(33)が今シーズン限りで引退することを発表した。
早稲田実高から早稲田大を経て2010年のドラフト1位で日本ハムに入団した斎藤は、ルーキーイヤーから19試合に登板して6勝6敗、防御率2.61という成績を残し、翌2012年には開幕投手も務めた。しかし、肩や肘の故障などもありルーキーイヤー以上の成績を残すことができないまま、ここ2シーズンは一軍での登板機会がなく、今季はファームで11試合に登板し、3勝1敗、防御率5.63という成績だった。
斎藤は今回の決断を受け、球団を通じて「今シーズン限りでの引退を決断いたしました。ご期待に沿うような成績を残すことができませんでしたが、最後まで応援してくださったファンの方々、本当にありがとうございました。約11年間、北海道日本ハムファイターズで最高の仲間とプレーすることができて幸せでした」とのコメントした。
通算では、88試合に登板して15勝26敗、防御率4.43という成績だった。