2021.09.30 17:45 | ||||
千葉ロッテマリーンズ | 3 | 終了 | 4 | オリックス・バファローズ |
ZOZOマリン |
3タテの立役者
オリックスのT-岡田が9回二死から、土壇場で逆転3ランを放ち、チームを勝利に導いた。
Tー岡田は30日、首位攻防第3ラウンドとなるロッテ戦(ZOZOマリン)に「7番・DH」で出場。第1戦、第2戦と逆転勝利を収めているオリックスだが、この日は終盤までビハインドの展開。8回に一時同点に追いつくも、その裏に再び勝ち越されてしまう。
しかし、1-3と2点ビハインドで迎えた9回、福田周平、紅林弘太朗のヒットなどでロッテの守護神・益田直也から二死一・三塁のチャンスを作ると、ここまで3打席ノーヒットだったT-岡田が打席へ。アウトコースの際どいシンカーを見送ると、やや甘く入った2球目のシンカーを完璧に捉え、これが起死回生の逆転3ランとなった。
「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeは「【3試合連続逆転3ラン】T-岡田『浪速の轟砲が土壇場!劇的!逆転弾!』」というタイトルでT-岡田の起死回生アーチを紹介。ここ3試合で7打点と、優勝争いをするチームを牽引するT-岡田の活躍ぶりにファンからは、「ここで決める男」、「2014年の悔し涙を知っている男」との声が寄せられた。
ソフトバンクとの最後の直接対決で敗れ、最終的にはゲーム差なしで優勝を逃した2014年の主力選手も残りわずか、その当時の悔しさを知るT-岡田が残り18試合でどのような活躍を見せ、どのような結末を迎えるのか、目の離せない展開はまだまだ続いていきそうだ。