好投するも7回につかまり白星ならず
シーソーゲームを制した首位・ヤクルトは連敗を2でストップ。
先発の原樹理は初回無死一・三塁のピンチで西川龍馬の犠打で先制を許すも、2回から6回まで3者凡退に抑えるパーフェクトピッチングを披露。しかし1点リードの7回、二死から2本の適時打を許し7回途中6安打4失点(自責点3)で降板した。それでも、続くピンチで2番手・今野龍太が見事な火消し。再び1点リードに変わった8回以降は清水昇、マクガフの継投で締め、好救援の今野は6勝目(0敗)、マクガフは24セーブ目(2勝2敗)を記録した。
1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた野村弘樹さんは原のピッチングについて「今日は2回から6回までパーフェクトだったんですよ。ただ、7回につかまったことで自分の白星も逃げてしまう」と振り返り、相手打線の3巡目で打たれたことには「3巡目というピッチャーにとって一番きついところをなんとか踏ん張れるかで勝ちが転がってくる(分岐点となる)ので、ここは踏ん張ってほしかった」と注文をつけた。
解説を務めた平松政次さんは「ヤクルトからすれば原樹理がここまで投げられるほど成長したことは(リーグ優勝に向けて)起爆材料ですよ。これからも投げると思いますが今日のようなピッチングができれば勝てますよ」と先発ローテーションとして十分活躍できると評価。
野村さんも「良いピッチングから勝てるピッチングができるようにこれからもうひと踏ん張り頑張ってほしいなと思います」と今後の活躍に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』